いざん代表の回顧録

12月7日

2013年12月07日11時30分

こんにちは。

しばらくお休みしましたけど、これから再開していきます。

10-04-25-陶器祭り前 023

やきもの 関係 お訊ねもの

2013年12月07日11時24分

チョットこいつは??と・・質問の多い通称を簡単に説明します。
    (質問や話題の度に書き加えますので順不同です)

 

* 焼しめ   (素焼き=無釉薬、陶土その物を1260度以上の高温で焼き上げ、土質を大事にし、焼き締まっている事で水漏れやザラケを無くし・やきもの・の風合を際立たせるものです)  愛好家の多い作風と言えます。

 

* 素焼き  上記、焼きしめと混同している方が居られます、土をそのまま焼き上げるので一概に間違いではありません、通称業界用語としては、土器の状態・釉薬を掛け易くする為の工程の一段階の事です。本焼きの素・と理解してください。(備前焼きなど無釉で一気に高温で焼きしめる事を素のまま焼くとゆう事で素焼きと言うのも間違いではありません)

 

* 化粧土  (胎土に他の特色を持つ土を泥沼状態にし塗布する事によって異なる表現を造り出すもの、技術により多様な変化が可能です)・・例・粉引き、三島手、象嵌、貼り付け、等も土質の違いを活用した技法の多様所為です。

 

* 練り込み  (色や質感の異なる2種~3種の土を、混ぜるのでわ無く、並べて置く、重ねて置く、その状態から一機にロクロ引きを開始し手早く仕上げます) 各土が溶け合う事無く並べた物は螺旋状に、重ねた物は輪環状に美しく仕上がります。

 

* ロクロ目  水挽きの際に仕上げの段階にも力強く指跡を残してろくろの回転による螺旋状の作業痕を意識的に残したもの。裏面の一部はカンナ痕となります。

 

* 糸底 (いとぞこ)  陶磁器のロクロ挽きの際、切り離しに使うより糸の痕、茶陶等において作り手の技量の尺度となったり、土質の鑑賞になったり、ある意味での価値鑑賞の見所であります。 現在では、削り出した高台の畳付きの部分を指しての表現にも使われるようです。あまり感心しませんがねーーー。

 

* 飛び鉋 (とびかんな) 削りの工程でろくろの回転を利用し、しの字様に加工した鉋の先端を当て引っ掛りの反動を利用し規則的な削り目を施す技法。九州の小鹿田・小石原などが代表的な産地です。

 

* 水挽き (みずひき)  ろくろ成型の通称、ろくろの回転を利用し手水をたっぷり使いながら作業するので水挽きと呼んでいる、一般にろくろ体験とか、ろくろをやりたいとか、今やろくろ挽きが通用しています。陶芸をやるならろくろが一番!!むずかしいけどおもしろい。

 

* 土殺し  ロクロ挽きの作業うの際粘土をロクロ盤の中央に据えると共に練り癖を取ると共に上下作業により回転による練り直しを行うこと、水挽きのスタートで大切な作業です。数挽きのときは一つ毎に行います。

 

* 玉取り (土取り) 土殺しの後製作物に合せて土の分量を当たりをつけ最上部に一つ分の塊を取り締める事、熟達すれば、何度でも同じ量が取れるようになります、同じものを作る為には基本となる作業です。

 

* どべ使い(手泥使い) 水引きの作業では大切な要素です、土殺しからの一連の作業で粘土が溶けてドロドロの状態物が出来ますこれをどべと言って、潤滑材として上手く使う事を言います。手水を使い過ぎると粘性が無くなり、少ないとよじれや挽き切れを起こします、特に内側に手水を使い過ぎると底割れの原因となります。 手泥を上手に使いましょう。 

 

* とんぼ (とんぼ指し)  ロクロ挽きの際サイズを合せる時の物指しです、深さと口のサイズを一度に測れる優れもの、形状が竹とんぼに似ているのでそう呼ばれています。蓋物や数物を作るときに便利です

 

* 練り込み (ねりこみ)  ロクロ挽きの技法としては、高度な技法です。土質・色・等の違う粘土を2~3種使用しいっきに成形します、合せたり、重ねたり、途中に入れたりしますが土殺しから成形まで互いが溶け合わないうちに仕上げる事が必要です、難しい物は美しいものです。挑戦して下さい!

 

* しった (湿台) ロクロ成形の大事な工程である削りの時に使う台です、碗物の様に口広の時はかぶせる様に、徳利の様な形状の時は内にはめ込み作業をし易くするための道具です、これ自体もロクロで自分が使い易いように作ります。 いざんでは空き缶やプラスチック容器など代用しています。

 

* たたら作り (板作り) 陶土を板状にして成形すること、板状の粘土を切ったり曲げたり、叩いたり、型や岩などに押し付けたり、板同士を張り合わせたり、アイデア次第で楽しめる技法です、
いざんではいろんな型を用意しています、子供会や奥様方に人気です。

 

* へら と こて   基本的には口広の成形に使う物をへら、袋物の曲線を作るときに使う物をこて、と 理解して頂ければと思います。もちろん、例外もあります、口広の内部やいろんな物の外側に使う当てごてなどの様に使い方と使う部位によって呼び名が変わります。・・・・まー お好み焼きのこてとへらみたいなことです。 
 
* 曜変と窯変(ようへんとようへん)??  窯変=窯の中で思わぬ変化が現れること、焼成の際に還元・酸化・灰降り・などの諸条件の違いによって釉薬に予期せぬ表情が出る事。 曜変=通称、中国宋代に作られたと言われる、曜変天目茶碗の事、当時の物とされる本物は日本に4点のみ、いずれも国宝です。

 

* 還元炎と酸化炎(かんげんえんとさんかえん)??  還元炎=焼成時におよそ950℃前後より、空気を遮断し酸欠状態で焼き上げること、陶土や釉薬の成分が固有の色合いに近い発色を引き出す。 酸化炎=焼成時に空気を十分に送り完全燃焼の状態にし陶土や釉薬の成分である金属類の酸化したときの色合いを引き出す。

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